産前・産後は◯◯◯と繋がるべき!理由と私の経験。

出産・育児

私の産後と子育て人生になくてはならない存在の一人、それは「助産師さん」です。

私は乳腺炎を繰り返すおっぱいのケアや、2人目の妊娠中〜出産〜産後まで本当にお世話になりました。

助産師さんって本当に素敵な職業で、生まれ変わったらなりたいと思うくらい。

命の誕生に何度も向き合えるやりがいのある職業だと感じています。

この記事では、自治体の「赤ちゃん訪問事業」について触れながら、産前・産後に助産師さんと繋がるべき理由をお伝えします。

私が助産師さんと出会ったきっかけ

出産すると、下記のように産後4ヶ月までの間に、助産師さん・保健師さん・訪問員などの自宅訪問があります。(自治体によって内容や名称、訪問者などが違います)

 ■生後28日までの「新生児訪問」

   ⇒赤ちゃんの発育・発達・授乳相談などを行う

    ※里帰り出産の場合は産後60日以内に行うことが多い

 ■生後4ヶ月まで「こんにちは赤ちゃん訪問」(乳児家庭全戸訪問事業)

   ⇒安心して子育てをするために、不安や悩みを聞き育児相談を行ったり、

    子育て支援に関する情報や保健サービスの紹介を行う。

上記訪問は『母子保健法』『児童福祉法』という法律で定められており、生後4ヶ月までにすべての乳児のいる家庭を訪問することになっています

上記のように2度訪問がある地域もあれば、どちらか1度の訪問の地域もあります。

我が家には、1人目が生後1ヶ月を過ぎた頃、この新生児訪問」助産師さんが訪問してくれました。

この時の助産師さんが、産後ずっとお世話になった私の育児人生を支えてくれた大切な人です。

1人目のおっぱいケア~卒乳まで本当にお世話になり、おっぱいトラブルが大変だった私が『2人目の出産はこの助産師さんのところで!』と思うのは自然な流れで、この助産師さんが開業している助産院で2人目は取り上げてもらいました。

「新生児訪問」では、体重を測り発育状況を見ながら、授乳に関するアドバイスをしてもらいました。

地元の市民病院で出産した私は、授乳前後にこどもの体重測定を行い、足りない分はミルクを足すという病院の指導のもと、新生児訪問が行われる1ヶ月頃まで混合栄養で育てていました。

でも、私の場合はミルクを足すことによって、母乳が軌道にのっていない事を指摘されました。

それに陥没乳首だった私のおっぱいは吸いにくく、上手に飲めるようになるには助産師さんのサポートが必須でした。

産前・産後に地域の助産師さんとつながるべき3つの理由

私が考える、地域の助産師さんとつながるべき理由は下記の3つです。

  1. 繋がっている事で安心して育児が出来る。
  2. おっぱいトラブルのケアをしてもらえる
  3. 地域のママと繋がるきっかけになる

私が繋がってよかったと思う最大の理由は、「おっぱい・育児の駆け込み寺」が出来たことです。

私のおっぱいは本当によく出て詰まりやすく、乳腺炎を繰り返すたびにケアをしてもらい、おっぱいのケアだけでなく、日ごろの食事や生活の注意点、ストレスや疲れとの付き合い方までトータルでサポートしてもらいました。

おっぱいケアの時間も育児相談をしたり家族の話をしたり、1対1の育児じゃ息が詰まっていたであろう私の話相手になってくれました。

私の新生児訪問に来てくれた助産師さんはたまたま開業助産師さんでしたので、助産所で出産したママが集まる忘年会やヨガレッスンなど様々なイベントを行っており、地域のママと繋がるきっかけにもなりました。

産後の「新生児訪問」や「赤ちゃん訪問」で来てくれるのは開業助産師さんとは限りません。

開業助産師さんであればそのまま繋がるのが一番いいですが、助産師さん以外の保健師さんや訪問員さんが来てくれたとしても、地域の繋がりを持っていたりサポート制度に詳しい方が多いと思うので、地域の助産師さんや助産所を教えてもらうといいかもしれません。

おっぱいトラブルがなくても、卒乳だけは助産院などで残乳のお掃除ケアをしてもらう方も少ないので、卒乳ケアの事まで見越して助産師さんと繋がっておくことをおすすめします。

事前に住んでいる地域の制度を調べておく

地域によって産前・産後サポートの制度は様々です。妊娠して母子手帳を頂くときに、色々と説明はあるかと思いますが、「産後訪問」については調べておきましょう。

まとめ

何かあった時に相談できる人や病院・施設などを予め知っておくと、安心して育児をすることが出来ます。

産後は体調も本調子ではないですし、慣れない育児に疲弊してしまうママさんも少なくありません。

産後の一番しんどい時に、相談できる人がおらず調べることから始めていては、心身共にさらに疲れてしまいます。

地域によっては助産師さんがNPOを作って活動していたり、また市の助成をもらって活動していますので、そのような事にもアンテナを張って情報収集してくことが大切かなと思います。

おまけ

私はご縁があり、助産師さんが地元の小学校で開催している『いのちの授業』に妊婦の時に参加したことがあります。

赤ちゃんができることも、赤ちゃんがお腹の中で育つことも、産まれてくることも全て奇跡であり尊い事である。

そんな素敵な『いのちの授業』でした。

みんなに、お腹の赤ちゃんの鼓動を聞いてもらいました。自分のお腹の中で赤ちゃんが生きている、ママと違う赤ちゃんの鼓動を聞いてもらうという尊い時間になりました。

助産師さんと繋がると、そんな素敵なおまけがついてくるかもしれませんね。

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