8年間家計簿をつたけど、家計《管理》できなかった理由

家計簿

結婚して8年の我が家は、結婚当初から夫婦の収入・支出はまとめて管理しています。

8年間家計《管理》を行ってきた「つもり」でしたが、実際は何も管理できていなかった私の失敗談と、家計《管理》ができるようになったきっかけを、みなさんにシェアできればと思いこの記事を書きました。

家計《管理》ができていなかった理由

私は結婚当初からずーっと家計簿をつけてきました。(約8年)

しかし、ちゃんと予算をたてて家計《管理》ができるようになったのはここ3~4年のことです。

8年も家計簿をつけてたけど、家計《管理》できていなかった④つの理由

「立派な家計簿を買うこと」だけで満足していた。

②買い物レシートを家計簿に転記するだけで、「やった気」になっていた。

手書き家計簿を使用していたので、集計作業が面倒年間の収支を全く把握していなかった。

 (データ管理をしていなかったので、毎年の収支比較もできなかった。)

フルタイム2馬力だったので、ちゃんと家計《管理》をしなくても、ある程度の貯金ができていた

以上のことから、家計簿をつけている=家計《管理》ができている大きな勘違いをしていました。

家計管理は、「現状把握」 ⇒ 「予算組み」⇒ 「実行(家計管理)」 ⇒ 「1月や1年を振り返り翌年に活かす」 を毎年繰り返すことが大切です。

しかし、私はそもそも、何にいくら使っているのか・収支はいくらか・無駄で削れるお金はないかなど、「現状把握」を全く行えていなかったので正しい予算組み・家計管理・反省と改善ができていませんでした。

家計《管理》に危機感をもったきっかけ

主人が体調を崩したのが、4年ほど前。

今思うとそれが、「家計にちゃんと向き合おう」と思ったきっかけだったと思います。

主人は転勤先の職場で「適応障害」を発症し、2か月ほどの入院を経て2年近く休職していました。

ちょうどその時私は育児休暇中で給料も減額、主人も手当はもらっていたものの、いつ仕事に復帰できるかもわからない状況でしたので、今まで保証されていた2馬力の給料もどうなるかわからないという危機感から「きちんと家計を《管理》しなくては!」と思うようになりました。

いつ給料がなくなるかわからない、私も時短勤務で給料はフルタイムの7割ほど、保育園も2人(うち1人は未満児)ということで、当時は貯金を切り崩す覚悟で生活をしていました。

賃貸のアパートもできるだけ安いところへ引っ越し(2DK・45㎡・48,000円)たり、格安SIMへ変更したり、ポイ活を始めたり、資産運用を始めたりとできるだけの努力をしてきました。

その甲斐あって、貯蓄もできる家計を取り戻すことができました!

エクセル家計簿に変えて、家計《管理》をできるようになった!

家計簿も手書きからエクセル家計簿に変えることによって、自動計算を活用して、月間・年間の集計を簡便にし、データに残ることで年度ごとの比較もできるようになりました。

日々メモ書き程度に手帳に出費を記入、まとめてエクセル家計簿に入力しています。(手書きとエクセル管理の併用)

エクセル家計簿はインターネット上に公開されている無料のテンプレートを使用し、費目は我が家オリジナルで設定しています。

3年間エクセル家計簿を使用してきて、1年間の収支が見える化され、適切な予算管理ができるようになりました。

過去のデータもすぐ見れて、比較できるようになるのがエクセル管理のメリットです。

一時期は危機を経験した我が家ですが、現在は資産額2,000万円を超えました。

そんな我が家の「家計管理のコツ」をシェアします。

家計管理のコツ】

・毎日記入(入力)しない、まとめてレシートの合計額のみを記入。

・予算を組む。その前に1か月間細かく家計簿を作り、自身の収支の額をきちんと把握する。収支の額を把握してから、初めて適切(達成できる範囲の)な予算づくりができます。

・インパクトの大きい固定費から削る(格安SIM、保険、電力会社など)

  ⇒(我が家の場合)

    携帯の契約をdocomoからUQモバイルに乗り換え

     1か月あたり 22,000円から6,000円へ(△16,000円)

     1年あたり  16,000円×12か月=192,000円

     10年間の節約金額 1,920,000円!!

家計簿以外に大事なこと

私は結婚してからずっと続けていることがあります。

それは、毎年年末に「全資産の集計を行う」事です。

家計簿を記入することで収支は把握しても、資産額の集計を行わないと、何がいくら増えたのか・貯金はいくらできたのか・今自分が持っている資産額がいくらなのかがわかりません。

毎年、資産額の集計を行うことによって、どのタイミングでいくら増えたのか、どのライフイベントでいくらの出費があったかなどを振り返り、将来の目標に反映することができます。

やり方は、家計のすべての資産額を書き出し、集計するだけです。(家計簿と同様エクセルを使用して集計)

家族全員分の銀行口座の預金額(普通・定期)、株式の資産額、会社の持ち株会の株式の評価額、ポイントやマイル・現金などの残高、電子マネーや貯蓄型保険額など

まとめ

自分に合う「家計管理」の方法が必ずあります。私は6年目にしてやっと自分にぴったりな方法をみつけて、うまく家計管理ができるようになりました。

家計管理初心者さんはまずは色んな家計管理方法を検索してみて、自分に合う方法を見つけて使用しながら家庭ごとにアレンジしていくといいと思います。

皆で心とお金にゆとりが持てるよう、家計《管理》を頑張っていきましょう!

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